原巨人、リストラ?こんなチーム運営、正しいの?

昔の経営学の講義で「リストラは経営者の恥」「リストラが必要な事象を招いた時点で、経営者の責任」と学んだ。経営者が情勢に合わせた経営ができてない時点で、その経営者は責任を取るべき、それは決して雀の涙の減俸で経営者の座に居座りリストラを繰り返すコトではない。ちゃんと身を引き、次代に引き継ぐべきだと。
今の日本、アメリカ式のボロ経営を取り入れ、日本の美点を失った。アメリカ式経営の経営者に都合良い、バカ高い報酬と傾けばリストラのセットだ。そのために、社員の終身雇用と年功序列を廃した。今の日本の経営者は、自らは高額報酬を踏んだくり、企業の次代の財産たる部分をリストラで帳尻を合わせて、座に居座っている。
今の原巨人そのもの。定着した戦力としては、大したライバル獲得もないレギュラー坂本や原監督の甥菅野くらい、小者選手は1・2年で入れ替わる。他はセ・リーグ他球団中心選手メインに引き抜いた。そんな掻き集め方をした選手達も、巨人のベテラン消耗システムにより数年でダメになり追い出されるし、全く働かずにいなくなる選手も多い。甥たる菅野は、毎年シーズン終盤以降に離脱するコトが多い。セ・リーグでの成績はソコソコでも、CS勝ち抜きもままならず、日本シリーズでもパ・リーグには歯が立たない。

第2期で原が辞任した理由は、不倫問題の口止め料を読売に借金した上でヤクザに支払った問題をマスコミに追及され、取材逃れ。同時期に阿部が美人局に引っ掛かり、鈴木尚のDVや不倫もあり、チームのイメージダウンもあった。高橋由監督には、名前ばかりのボロ戦力しか残さなかった。

3年経って帰って来たのは、バカなマスコミやファンが忘れた頃を見計らったモノ。