スーパーカーを持つコトが、決断力と行動力に好影響?かなり勘違いをしていると思う。単純に、大枚はたいてスーパーカーを持った時点で、かなりの決断力と行動力を発揮しているのだ。
ワタシ自身がスーパーカーを持つためには、カネ勘定とメーカー&車種選択と店舗決定辺りは必要になる。つまり、多額のカネをどう動かすか考える必要あるし、自分の嗜好を満たすメーカー&車種を選び決める必要あるし、気の利いたアドバイスやサービスをくれるショップを決める必要ある。
コレらを選び決めるコトは楽しいし醍醐味なのだ。むしろ、いい加減に決めると、後々後悔するコトになる。
こうしたコトを、カネ持ちはいい加減に決めるし、困ったコトをカネで解決できるから、決断や行動に時間をかけない。
殆ど、勘違い思い込みに近い話だと思う。
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スーパーカーオーナーの履歴書「テストステロン値が高まり、決断力と行動力に好影響が出ます」
4/22(木) 8:30 Yahoo!ニュース
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クリニックF院長・藤本幸弘氏「フェラーリ 812スーパーファスト」
Ferrari 812 Superfast
精力的に、ときに無我夢中に仕事を楽しんでいる男たちは、クルマとファッション、時計も愛で愉しんでいるもの。乗り継いできたフェラーリは14台。医師・藤本幸弘氏のスーパーカーライフとは。
「あらゆるものの価値は、それを獲得するための苦労と困難である」(アダム・スミス)
フェラーリ 812スーパーファストから颯爽と降り立った藤本幸弘さん。ルイ・ヴィトンの春らしいライトブルーのスーツとタイが朝の斜光を受けて、その場がパッと明るくなった。
「初めて買ったフェラーリはF355。以来14台を乗り継いできました。最近はV12とV8エンジンの2台持ち、用途と気分で乗り分けています。同じ跳ね馬でも12気筒と8気筒、それぞれの楽しみ方があるんです」
ランボルギーニ カウンタックLP500Sもガレージに住まわせているという藤本さんは博士号を3つ持ち、レーザーに特化したアンチエイジング・クリニックの院長、実業家として多忙な日々を過ごす。そんなタフガイにとって、スーパーカーはどんな存在なのだろうか。
「乗ると情熱的な気持ちになり、テストステロン値が間違いなく上がります。決断力と行動力が増し、仕事にも前向きになります」
フェラーリのドライビングスクール「ピロタ・フェラーリ」をイタリアのモンツァで修了し、国際C級ライセンスを持つ。国内外のサーキットを頻繁にフェラーリで走る。そうして高い行動力、難局での判断力を高く保つという。最近は、投資案件のコンサルティングファームやスイング理論を数式化し、科学的に飛距離を伸ばすゴルフスクールの経営も開始。古典派経済学の祖、アダム・スミスの“あらゆるものの価値は、それを獲得するための苦労と困難である”という言葉が座右の銘だ。
藤本さんは時計愛好家でもある。この日つけていたのはパテック フィリップのセレスティアル。天文表示機構を備えた希少な超複雑時計だ。同ブランドのノーチラスは4本愛用。ロレックスはデイトナを10本以上、スカイドゥエラーを3本所有。
「ビジネスの際はノーチラス、ヘリに乗る時はスカイドゥエラー、クルマを運転するときはデイトナです」
8月には「コーンズ芝」で購入したハイブリッドのSF90ストラダーレが、12月にはF8スパイダーが納車予定だ。最新馬を駆る医師の決断力と仕事力はますます高まるに違いない。
Takahiro Fujimoto
1970年生まれ。東京・半蔵門のアンチエイジング・レーザークリニック「クリニックF」院長。医学、工学、薬学の博士号とMBA(経営学修士)を持つ。クルマや時計のほかクラシック音楽、オペラもこよなく愛する。
TEXT=数藤 健
PHOTOGRAPH=デレック槇島(StudioMAKISHIMA)
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