コレがデキるのは、福田萌だから。

オリラジ中田、イメージほど賢いオトコではない。好き放題が過ぎて、日本で暮らしにくくなって、シンガポールに行った。

奥さんが福田萌でなかったら、ソレ以前に離婚してるだろう。単に、家庭維持デキてるのは、福田萌のアタマの柔軟性や対応力だ。端的には、広く見て学び、身に付ける姿勢があるからだ。ある意味、横浜国立大学行ってるコトだ。小林麻耶や藤森慎吾みたいに立教大学とかの私大だと、広く見て受け入れ学ぶ訓練はない。

価値観が変わったと言えるくらい、福田萌のアタマの柔軟性はスゴいのだと思う。しかし、彼女の柔軟性とて無限とは思えない。子供達の成長度合いや情勢を常に見て、ダメだと判断したら中田敦彦との関係すらスッパリ切るだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2児の母・福田萌「夫の家事参加なし」でもシンガポール移住で価値観が変わったワケ
8/27(金) 7:02 Yahoo!ニュース
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写真提供/福田萌
 福田萌さんは、現在、7歳の女の子と4歳の男の子を育てている。夫はオリエンタルラジオ中田敦彦さん。4月からは新天地シンガポールでの生活がスタートし、連載では日々の様子や子どもたちの学校生活に慣れるまでの様子を綴っていただいています。

【写真】中田ファミリー、快適で便利なシンガポール生活の様子…!

 今回は、いままで家事のほとんどを負担してきた福田さんが、シンガポールに移住して驚いた現地の家事事情について。そして、変化した「家事」に対する価値観とはー

シンガポールでの住まい
 
娘の8歳のお誕生日をみんなでお祝いしました。写真提供/福田萌
 私たちが住んでいるのは、サービスアパートメントと呼ばれる長期滞在用の施設だ。日本にはこういった施設が少ないので、私自身なじみがなかったのだが、シンガポールでは割と一般的らしい。

 ホテルともマンションとも違う設備で、月単位や年単位での契約ができる。私の住まいの具体的なサービスは、平日週に3回、掃除とベッドメイキングのハウスキーピングが入り、家具家電は備え付けのもの。毎日朝食がついており、プールやフィットネスジムを利用することができる。

 日本からシンガポールに来る前に、こちらの不動産屋さんがオンラインでルームツアーをして大体の雰囲気や間取りなどが把握できたため、ひとまずこちらのサービスアパートメントに住んでみよう、とお試し感覚で住まいを選んだ。

 土地勘が掴めるようになったらまた改めてコンドミニアム(日本で言うマンション)を探せばいいし、この予測不能なコロナ禍の怒涛の引越し作業の中で、とにかく家族全員が最低限暮らし始める「どこか」さえ確保できれば、と言う思いで、当時物件選びにこだわりなどなかった。

 しかし、予想以上に今住んでいるサービスアパートメントは居心地が良く、3LDKで仕事場所が夫婦それぞれ確保できるなど(夫のYouTubeも夫の寝室で収録している)、生活しやすいと感じているため、しばらくここでの暮らしを継続しようと考えている。

シンガポールのヘルパー文化
 
8月9日は独立記念日のため、国旗にちなんで赤や白の洋服を着るのが風習。「Can Lah!」は方言で「まかせて」という意味。写真提供/福田萌
 こちらに来る前に私が驚いたのが、共働き家庭の多いシンガポールでは「ヘルパー」と呼ばれる、いわゆるお手伝いさんやベビーシッターさんのような人を住み込みで依頼するのが一般的な点である。ヘルパーさんの多くはインドネシアミャンマー、フィリピンといった近隣のアジアの国々から家事労働者としてシンガポールに働きに訪れている。

 家族で暮らすような間取りのコンドミニアムには、住み込みヘルパーさんのための小さな部屋が備え付けてある所が多い。イメージで言ったら、私が学生時代に住んだようなユニットバス付きの部屋が、家族が住む家のキッチンの奥にある、と言うような感じ。

 我々からしたらとてつもないお金持ちの家庭ではないかと考えてしまうが、シンガポールでは学校や習い事の送迎にもたくさんのヘルパーさんが来ている。つまり、ヘルパーさんに依頼することが日本で思うよりずっと「普通のこと」なのだ。

 そして、なんとも驚きなのがそういった住み込みヘルパーさんに支払う大体の額が、月税込で6~10万円弱という価格だということだ。私が東京にいた時に1日3~4時間のベビーシッターさんを子供2人分、月10日ほどお願いしたら、きっとそのくらいの値段になっていたはずだ(当時は単発でしかシッターさんをお願いしたことがなかったため、実際にその値段に到達したことはなかったが)。

 また、以前の連載で、私が家事に疲れ果て、悩んだ末に代行サービスをお願いするようにしたとお伝えしたが、週に1回3時間、家に作り置きの食事作りや水回りの掃除を依頼していた会社へは月に4万円ほど支払っていた。

 それと比較すると、こちらの住み込みヘルパーさんは、子供のお世話や送迎、料理や掃除、洗濯、アイロン掛け、犬の散歩といった家事・育児全般が込みなのだ(もちろんできること、できないことはそのヘルパーさんによる)。もちろんそれだって贅沢な金額かも知れないが、これだけのことをしてくれて、心の余裕が生まれてこの金額なら……とため息をついてしまう。

 こちらで生活をしていると、ヘルパーさんが子供たちの学校や習い事の送迎をしていたり、ベビーカーを押してお散歩をしていたり、メモを片手にスーパーに買い出しに来ている姿をよく見かける。私が子供達を公園や室内施設などに連れて行った時も、そう言う場所に連れ出しているのはヘルパーさん、母親や父親らしき人は不在ということが多く、ヘルパーさんはヘルパーさん同士で固まって楽しそうに過ごしている。

 私が今住んでいるサービスアパートメントから動かない、いや、動けない理由の1つが、実はこのヘルパーさんどうするか問題にある。実際、私たちがコンドミニアムを借りるとして、その時にヘルパーさんに依頼する前提なのか否かで、必要な部屋の間取りが変わってくる。

家事を頼むことで生まれる心の余裕
 
サービスアパートメントで提供される朝ごはん。ローカル(アジアンテイスト)、アメリカン(目玉焼きやサラダなど)、コンチネンタル(パンやパイ)の3種類が選べます。こちらはローカルのホーファンというピリ辛のワンタン麺。写真提供/福田萌
 今のサービスアパートメントで気づいたのは、掃除やベッドメイキングを週に3回してくれる人がいるだけで、部屋の清潔感や居心地の良さ、家事へのストレスが全然違う点だ。いわばリセットのような作業をしていただいている。

 子供が没頭して作っている作品やおもちゃはそのままにしてくれる気遣いもある上で、私じゃない誰かが掃除機をかけ、ソファのクッションを元ある位置に整え、シンクの中で溜まったままのお皿があれば洗って乾かしてくれることは、私にとっての心の余裕だ。

 それから、シーツは週に1度、タオル類は週に3回換えてもらえるので、洗濯の回数がぐんと減った。そうか、洗濯機は今まで大型のリネン類を主に洗っては乾かし、洗っては乾かししていたのか、と気づいた。

 家族ではない人が留守中に部屋に入っていることや、私が仕事をしている後ろで誰かが出入りすることは、貴重品などの管理(部屋には金庫や鍵付きの引き出しがある)をしっかりしてれば、我が家にとってはそんなに気にならないことがわかった。

 それから、朝ごはんが出ること、外食が当たり前で、キッチンの作り自体がキッチンに長居する前提で作られていないこと(実際我が家にはキッチンに冷房設備がなく、長時間いて熱中症になりかけたことがある)は、調理の負担や調理は毎回私がしなくてはいけないという固定観念を取っ払ってくれた。

 こちらでは朝早くに子供達がスクールバスに乗って、夕方近くに学校から帰ってくるため、一人の時間も増えた。一人時間が増えたおかげで、私は仕事、サロン運営、趣味のヨガ、動画編集など、「今までやりたかったけど家事や子育てに追われて没頭できていなかったこと」に全集中してできるようになった。

 私の運営しているママズオンラインサロンで、最近入られたある方が「子供達が独立して、これまで子育てに費やしてきた時間から急に解放され、ぽっかり心に穴が開いてしまった。これから何をしたらいいのか、今はわからず、こちらのサロンで何かを見つけたい」とお話していたことが印象に残っている。

 もしかしたら、日本で子育てを全力で頑張ってこられて、でもいざその出口が見えそうになった時、そう感じてしまう人は多いのかもしれない。それは、私自身がこれまで子育てに費やしてきた時間から想像することができる。

 私も、子育てや家事は全部自分で頑張らなくてもいい、というシンガポール流の家事育児に対する価値観に触れ、頭をハンマーでガーンと殴られたような衝撃を今まさに受けているところだ。

女性のための雇用制度でもある
 
我が家のキッチン。広くて作業しやすいですが、エアコンがなく暑いため長時間には不向きです。写真提供/福田萌
 ただ、いざ自分でヘルパーさんを家に入れるか、となると、葛藤がある。

 今は特にストレスは感じていないが、家に家族ではないどなたかが、ほぼ24時間、365日、同じ屋根の下にいるとなると……。とはいえ実際、サービスアパートメントに住み続けるよりも、ヘルパーさんを雇ったほうが経済的であることが葛藤の理由だ。想像をしてはぐるぐると想いが巡り、いや、まだ考えなくていいか。というパターンを何度も繰り返している。

 いろんな在住日本人の方にもヘルパーさんについてお話を伺ったりもしていて、いろんなすごくいいこと、逆に大変なこと、両方あるようだ。

 話の中でも驚いたのは、ここシンガポールでは、「ヘルパーさんに依頼することは雇用を生んでいることになるので社会貢献だ」という考え方が主流で、ヘルパーさんたちはこれまでの歴史の中で、女性活躍を下支えしてきた、とても重要な存在なのだそうだ。

 実際にヘルパーとして働きに来ている人は、自国で生活している子供の学費のために、単身出稼ぎに来ている人も少なくないのだそうだ。異国の地で、愛する子供や家族と離れ離れになりながらもその家族のためにヘルパーとして働く女性(ヘルパーさんが母国に帰国するのは年に1度か2度、というのが一般的だそう。その旅費も雇用主が負担する)。

 そして、ヘルパーを雇用する女性側の活躍のためにも、ヘルパー制度は双方の女性にとってウィンウィンなのだ、ということを理解した。また、高齢化が進むシンガポールではさらに、ヘルパーさんの存在への期待は高まっているらしい。

 でも、ね……、と、また考え込む私。またヘルパーさんどうするの問題は進展があったらお話してみたいと思う。

ところで旦那さんの家事参加は…
 
毎日作るお弁当箱。学校のお昼ご飯の時間が短く3回に分けてあるため、この中からつまめるものをちょこちょこ食べるスタイルなんだそう。
 ところで、中田家では全く旦那さんの家事参加のお話出てきませんね、とお気づきのあなた。鋭いですね。はい、中田家では、敦彦氏は家事、ほぼしません! 

 とはいえ、自分自身の昼食のナッツ(中田は夕食のみの1日1食生活で、お腹が空いた時にはナッツを食べるというライフスタイル)をガサッとお皿に盛り付けぼりぼりやっているので、夕食以外は自分でまかなっている。

 また、シンガポールに来てから、愛犬チョビを散歩に連れ出すのは夫の役割に。さらに、基本在宅なので、時たま子供の送迎をお願いできるようになったのは、とてもありがたいなと思っている。夫も以前は何度かお皿あらいなどにチャレンジしたこともあるのだが、結局定着せず。どうしても仕事に没頭してしまうタイプだし、私もつい私がやってしまうので、分担がうまくできないままだった。

 時々私が「お皿洗い、今日はめんどくさいな」とボヤく日があれば、「じゃあお皿を全部紙皿に変えればいいじゃない」と私の目が白黒するような提案を本気でするので、あとはお察しください(笑)。

 でも、私が家事をサボったりめんどくさがったり、私のボヤキにも、(びっくりする提案を打ち出すことはあっても)比較的寛容で、食べる食事もデリバリーでも手作りでも外食でも、なんでも「美味しい」と言ってくれるので、それは助かってるな、と思う。

 家事をする誰かを家に入れることもそんなに抵抗がないらしい。そういう価値観を持っていてくれていることはありがたいと感じる。これからどうするかはさておき、こちらに来て、家事への価値観が大きく変わった。100%私の肩にのしかかっていた家事への負担がシンガポールに来て軽減したことは、こちらに来てよかったな、と思うことの1つだ。
福田 萌(タレント)

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