五輪野球、ソコまで悲惨じゃないョ!ただ・・・

今まで、野球自体、ロス五輪で公開競技になってからだ。その時、台湾の郭泰源の160キロが注目された中で、台湾やアメリカらを後のヤクルト荒井や広沢らを擁して、この競技唯一の金メダルを獲った。以後は、野茂や松坂らも参加したり、アマチュアオンリーからプロ枠やプロOKにもなったが苦戦、投高打低の傾向が続く。

各国プロ野球より、国際大会ではストライクゾーンが高くなり、打撃に於いてプロ選手の方が苦労したりする。投手は、日本より質の悪いボールのコントロールに難が出るが、高めもストライクを取れて、活かした投手は活躍する。

五輪野球での印象が悪いのは、星野監督下での無様な印象のせいか?星野・田淵・山本浩の精神論首脳トリオは、出場各国選手の調査や周知を怠り、投手が右か左か上投げか横投げか下投げかすら知らない状態で試合をさせた。タイブレークの研究もせず、先発型投手ばかり選考、外野手はライト/レフトすら急造。エースたるダルビッシュ有は、妻紗栄子を同じホテルに入れて星野やチームに亀裂を生んだ。星野は自らの古巣中日と阪神の選手を荒使いし、他選手前で殴り罵倒し、ムードを壊した。

そんな前歴はあるが、期待も懸念もある。以前は、長嶋の脳梗塞で監督経験ない中畑が代理やったり、脳ナシ3首脳が五輪限定の指揮をしたが、第2回プレ12で優勝した稲葉が引き続き監督をする。コーチや選手人選的にも第2回プレ12を引き継いだ分、チーム内人間関係はマシか。懸念は、地元な分、坂本がバカ遊びに他選手を巻き込みゴシップにならないか、カレは第1回プレ12で台湾でも菅野らを巻き込んだ。六本木でやりかねない。坂本ではなかったが、菅野のお下がり野崎と山本由が撮られた。野崎が売名で日本チーム周辺に出没すれば、星野とダル&紗栄子に近い問題も起きかねない。

自国開催とは、思わぬ落とし穴も潜んでいる。

 

 

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野球で金メダルは一度のみ…豪華タレントを擁しながら、日本はなぜ五輪に弱いのか〈dot.〉
7/28(水) 8:00 Yahoo!ニュース
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侍ジャパン稲葉篤紀監督(c)朝日新聞社
 東京五輪で金メダルが期待される侍ジャパン。「戦力は今大会で№1」と前評判が高いが、油断はできない。充実した戦力で臨みながら、五輪では何度も苦杯を嘗めているからだ。

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 日本が金メダルを獲得したのは公開競技として行われた1984年ロサンゼルス五輪。当時は大会規定でアマチュア選手のみの出場だった。実は日本代表は代表決定戦で台湾に敗れたため、本来は五輪の出場権がなかった。ところが、80年のモスクワ五輪を西側諸国がボイコットした報復として、ソ連がロサンゼルス五輪をボイコット。同じ社会主義国で優勝候補の強豪・キューバも出場を見送ったために、日本が出場国に繰り上がった。本戦は予選リーグで韓国、ニカラグアに連勝したが、3戦目のカナダには敗れて2勝1敗で準決勝へ。元西武のエース・郭泰源擁する台湾に延長10回の末に2-1でサヨナラ勝ちを飾ると、決勝戦・米国戦は完全アウェーだったが、広澤克実が逆転適時打、3ランを放つ大活躍で6-3と快勝。大会初出場初優勝の快挙を成し遂げた。

 だが、その後は競技種目として開催された6度の五輪大会で金メダルを逃している。プロ選手が出場解禁された2000年のシドニー五輪では松坂大輔黒木知宏松中信彦らプロ8人が参加したが、準決勝でキューバに0-3で零封負けを喫すると、3位決定戦・韓国戦も1-3で敗れる。

 続く04年のアテネ五輪は「オールプロ」の豪華な陣容で長嶋茂雄監督が五輪出場権をかけた予選で指揮をふるったが、本大会前に脳梗塞で入院。ヘッドコーチの中畑清が監督になった。予選リーグを6勝1敗で勝ち抜いたが、準決勝で豪州に0-1と敗戦。3位決定戦でカナダに11-2で圧勝して銅メダルを獲得したが、選手たちは落胆の色を隠せなかった。

 当時のシドニーアテネ五輪で野球を取材していたスポーツ紙記者はこう振り返る。

シドニー五輪は完全に力負けでした。予選リーグを突破しましたが、4勝3敗でキューバ、米国、韓国に敗れている。プロの選手たちの能力は高いですが、急造チームで勝てるほど甘くはない。金メダルの米国、銀メダルのキューバは何カ月もかけてチームを仕上げている。準備の大切さを感じましたね。アテネ五輪は豪州に予選リーグで負けていましたが、再戦したら勝てるという自信があったのでショックでした。福留孝介高橋由伸中村紀洋谷佳知小笠原道大和田一浩と下位打線まで強打者を並べた打線でしたが、1点をどう取るかの観点でいくと機動力がなかった」

 星野仙一監督が指揮した08年の北京五輪は、準決勝・韓国戦で同点の8回に救援登板した岩瀬仁紀が李承燁に決勝弾を浴び、2-6で敗れる。3位決定戦の米国戦も4-8で敗れて銅メダルを獲得できなかった。

 国際試合に勝つのはいかに難しいことか。スポーツ紙デスクは北京五輪の苦い危険を踏まえ、東京五輪のメンバー選考に対して懸念を口にする。

北京五輪で右翼が本職のGG佐藤を左翼でスタメン出場させ、決勝トーナメントで失策を犯しました。普段のペナントレースなら考えられないミスですが、緊張が極限に達して不慣れな守備位置だと起こり得ることなんです。今回の東京五輪で心配なのはメンバーがポジションによって偏っていることです。柳田悠岐が右脇腹の違和感で万全でないため、右翼の鈴木誠也を中堅に回ることが報じられていましたが、大丈夫でしょうか。同じ外野でも右翼と中堅では打球の切れ方や見える光景が違う。右翼や左翼との連携も必要です。三塁も村上宗隆が故障したらどうするのか。栗原陵矢がバックアップに控えていますが本格的に三塁を守ったのは今年からです。守備のミスが致命傷にならなければいいのですが…」

 投打共に戦力は充実している。本拠地開催の東京五輪で金メダルを獲得し、37年ぶりの歓喜を味わうことはできるか。(牧忠則)

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