矢野にとってはOK、藤浪にとってもOK。

前日で2ゲーム差があるから、負けても良い試合だった。特に、藤浪に好投されて勝たれては、今後の取扱に困る。カネモトから引き継いだ、藤浪ツブしは、岩田や榎田や能見や鳥谷ツブしと並んでカネモト-矢野ラインの大命題だった。

要は、和田までの戦力をハズして、自らで見出した戦力で勝とうと躍起だった。

しかし、過去5年、見出した若手は殆ど芽を出さなかった。大山は4年ダメだったし、他の若手は殆ど出ては消えた。後は近本くらい。外人が当たったくらいだ。

毎年バカみたいな補強を繰り返した割に、巨人の足下にも及ばなかった。今年だって、菅野もいない巨人にかなり追い上げられている。

藤浪の時、阪神捕手陣は、梅野でも他の捕手でも、ブツけた場合を考えてインサイドには構えない。東京五輪での、青柳の持ち味を殺したリードと一緒だ。

矢野は、藤浪をカンカン干しにしたいのだ。できれば、任意引退に追い込むべく、自信を失わせないのだ。他球団やメジャーで活躍されては困るのだ。

誰でも、藤浪が阪神を出てメジャーに行けば、かなりデキるコトをわかっている。

 

 

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阪神・藤浪 118日ぶり先発は五回途中4失点降板 最速159キロもベイ打線につかまる
8/19(木) 19:52 Yahoo!ニュース
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 5回、勝ち越しを許し、ぼう然と立ちつくす藤浪(撮影・飯室逸平)
 「DeNA-阪神」(19日、東京ドーム)

 阪神の先発・藤浪は4回2/3を8安打4失点でKOとなった。

【写真】藤浪「やっちゃえ」看板の反対側に「やっちゃった」大暴投

 4月23日のDeNA戦以来、118日ぶりの先発となった初回、森と佐野に適時打を許して2失点。それでも二回から四回まで無失点に抑えたが、2-2で迎えた同点の五回に崩れた。

 1死からオーステンへ四球、宮崎にはバットを折りながら左翼線への二塁打を許すと、7番・柴田に中前2点二塁打を浴びた。低いライナーに中堅・近本が飛び込んだが、わずかに届かず。打球がグラブの下を抜ける間に2走者が生還し、矢野監督が2番手・馬場を告げた。

 藤浪は「立ち上がりに硬さがありましたが、三回以降は落ち着いて投げることができていただけに、追いついてもらった直後(五回)に打たれてしまったのは、自分の力足らずだと思います」とコメントした。

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