倉野信次(49)、バカなアメリカ信者の典型!

名選手、名監督に非ず名指導者に非ずと言われる。名選手だったヒトは、自分のやり方を主張しガチで、より良い方法を模索しないからという意図かな?しかし、その名選手が成功した方法であるコトは、疑いない事実だ。基本、日本の方が、10代から鍛練したカラダをなるべく落とさないよう20代30代でもトレーニングしている。その日本式を、イチローアメリカでも続けた。長谷川滋利も手術なくメジャーで投げ徹した。手術したヤツ、大抵、日本での鍛練不足や渡米時の調整不足だ。

倉野?誰?何したヒト?エラそうに、日本がアメリカに10年遅れてる?科学的?その科学的指導されてて、アメリカはトミー・ジョン手術減ってるか?アメリカ式科学的アプローチは、トミー・ジョン手術患者を安定供給するためのシステムだと、バカはわからないのだ。ダルビッシュ有なんかは、ズッポリとハマり、大谷翔平まで巻き添えにした。

日本は、中学高校の年代で相当に持久力系鍛練をして、カラダの下地を作り、10代終盤や20代に瞬発力系鍛練しても壊れないカラダにしている。それが、PL桑田真澄や横浜松坂大輔大阪桐蔭藤浪晋太郎らを育てたのだ。クルージングでのボールレベルを上げ、パワーとテクニック共磨いた。

それが、バカなアメリカ式を取り入れ、中学高校の年代で瞬発力系ばかりやると、安直にスピードは出るが、持久力が不足する。今、高卒プロ入りした投手のトミー・ジョン手術低年齢化が進んでいる。

アメリカは、中学高校に甲子園的なイベントはなく、鍛練する目的ないから、心身共に鍛えられてない。10代終盤や20代に、デカいカラダを使った力任せしか、ノースロー指導や登板間隔インターバルしか考えられないのだ。

日本は、政治や経済に限らず科学などに於いても、他国との違いを理解せず、闇雲に後追いして発展して来た基盤を破壊してしまって来ている。

日本独自を主張できる学者は皆無だ。学者達より更にバカなスポーツ指導者達は、アメリカ被れの金魚のフンでしかない。

カレも!

 

 

 

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「日本のプロ野球は間違いなく10年は遅れている」レンジャーズ傘下コーチに就任した倉野信次氏の危機感
2/14(火) 7:01 Yahoo!ニュース
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【単独インタビュー】
 
写真に納まる元ソフトバンク投手コーチの倉野信次氏(撮影・西田忠信)
 ソフトバンクで13年にわたってコーチを務め、先月に米大リーグ・レンジャーズ傘下マイナーリーグの投手育成コーチに就任した倉野信次氏(48)が、西日本スポーツの単独インタビューに応じた。前身のダイエー時代の1997年に入団して通算19勝。現役引退後は1軍投手統括コーチなどを歴任し、2021年限りで自ら退団。コーチとしての見識を広げようと、22年はレンジャーズ傘下のマイナーリーグチームで研修を積んだ。米国で痛感した日本球界の課題や、今後のビジョンについて明かした。(聞き手・構成=久保安秀、倉成孝史)

【関連】倉野信次氏がレンジャーズ傘下コーチに 千賀滉大ら育成 日本人投手コーチとしては初

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 -13年間コーチを務めたソフトバンクを21年限りで自ら退団し、渡米した。

 コーチとしてもっと良くなりたいという思いがあった。日本で一番の投手コーチと呼ばれるくらいに、自分の仕事を突き詰めたい。外に出て勉強しないと、あのままホークスにずっといたら無理だと思った。

 -思い切った決断。

 家族を安心させるための説得もしないといけなかった。当然反対はあった。給料がゼロになるわけですから(笑)。実際ゼロですし。家族に感謝したい。

 -22年はレンジャーズ傘下マイナーリーグでコーチ研修。米国での1シーズンで感じたこと。

 衝撃的というか、日本のプロ野球は間違いなく10年は遅れている。アメリカは科学的なアプローチでいろんなものが全部数値化され、それを最大限利用する。根拠のあるものでアプローチする。日本もやり始めているけど遅れている。

 -危機感を覚えた。

 日本も同じ機械や機器を持っているのに遅れている。これはコーチを含めたスタッフの意識の差でしかない。僕も時代遅れだったと感じた。例えば球の出どころが見づらかったり、タイミングを外すことがうまかったり、機械の数値では評価できない部分での日本の良さはもちろんある。ただ、自分も疎かったというか勉強が足りなかったと痛感させられた。

 -ホークスでは投手統括コーチなど責任あるポジションも任された。

 自分の中である程度できていると思っていた部分もあったが、世界に出たらなんて自分はちっぽけなんだと。遅れている部分、今までやってこなかった部分を何とか得たいという思いがあった。最低でもあと1年はアメリカでやりたいと思っていたところ、運よく契約してもらった。

 -23年はレンジャーズとコーチ契約を結んだ。

 去年は研修だったので教えてはいけなかった。オファーの時は技術とかではなく、練習中など普段の言動で人間的に認めてくれたことを(契約理由として)言ってくれた。そこが一番うれしかった。

 -米国でコーチとしてやりたいこと。

 足りないものを得て成長したいし、日本の良さをアメリカの野球でも生かしたい。オファーを受けた時に実際にそういうミッションも受けた。

 -米国から帰国し、昨秋のキャンプ中にホークスの選手らに対して講演した。

 依頼があったので、コーチと選手に分けて2日間話をさせてもらった。コーチには、日本、ホークスしか知らなかった自分が外に出てどう感じたかというのを伝えた。自分が感じた危機感をより多くの人が感じないと、プロ野球界がより良くならない。

 -選手に対しては。

 アメリカのすごさも話はしたけど、今の多くの選手はアメリカに目が向いている。良さを話すのと同時に、日本の良さを再確認してほしいと伝えた。メジャーは別として、マイナーリーグと日本のファームでは天と地の差がある。給与体系も環境も(日本のファームが)はるかにいい。この恵まれた環境で結果を出せなかったら、向こうに行っても到底無理。

 -コーチとして大切にしていること。

 自分の現役時代にいいコーチも多くいたし、正直、反面教師もいた。反面教師がやったことは絶対にやらないというのがコーチとしての基本となっている。自分がやられて嫌だったことは絶対にやらない。

講演は「伝える力」を磨くため
 
マイナーリーグでコーチ研修を行った倉野信次氏(本人提供)
 -「伝える力」が大事だともよく口にする。

 15年くらい前から講演も始めた。理由は「伝える力」を磨くため。仮に100の理論があっても、伝え方が下手だったりタイミングが違ったりすることで、相手にとってはそれが0になる。オフの講演は僕にとっての自主トレ。以前は人前でしゃべることも嫌いだったけど、逃げていたらコーチングとしては良くないと思った。だんだん回数も増えて、今年も既に20回くらい行った。スポーツだけでなく、経営者相手や企業研修での講演も多い。人材育成は社会もスポーツ界も抱えている課題だと思う。

 -失敗が糧に。

 コーチになりたての頃は「伝え方」にアンテナを張っていなかった。(相手に)全然響かない時が多々あって、なぜだろうと考え始めた。相手が聞く耳を持つようなタイミングで言わないと通用しない。言ったことは間違いないと思っているが、選手が納得していないことも数多くあった。言葉の選び方や表現方法、タイミングも含めて「伝え方」を勉強しないといけないと明確に思った。

 -我慢も必要。

 めちゃくちゃします。言うことが目的じゃなく、(話を)聞かせることが目的。「何回言ってもあいつは聞かない」と言う人もいるが、それは伝える力がないと自分で言っているようなものだと思う。

 -日本のコーチに求めたいこと。

 資格もなく、勉強もせず自分の感覚や経験だけで指導するのでは、今の選手たちについていけない。昔は監督、コーチ、先生に聞くしかなかった。今は自分で何でも調べられる時代。一方で、経験と感覚に勝るものはない。それをちゃんと言語化できないと今は通用しない。そういう意味でもコーチングは学ばないといけない。野球人口の減少を防ぐ意味でも、アマチュアを含めて指導者には強い意識を持ってほしい。

 -今後のビジョン。

 日本で一番になりたい、と思ったからこそアメリカに行った。日本球界を良くしたいということが前提としてある。僕はもう50歳になるし、時間がない。もちろん今回雇ってくれたレンジャーズには必ず恩返しをしたい。

 -米国で得た知識や経験を日本に還元する。

 10年遅れていると言ったが、日本の良さもある。「(米国が)すごいな」だけで帰ってきたわけではない。日本の良さは再確認できている。アメリカが進んでいる部分でも、日本に合うかどうかで取捨選択できる。日米の両方でコーチをできるということは、僕の中では大きい。

 -未来へ向けて。

 これでいいやと思ったら終わり。コーチという仕事をしている限り、成長していきたい。

 ◆倉野信次(くらの・しんじ)1974年9月15日生まれ。三重県出身。宇治山田高では3年夏に三重大会準優勝。青学大では4度の東都大学リーグ優勝と2度の大学日本一を経験し、大学日本代表にも選ばれた。ドラフト4位で97年にダイエー(現ソフトバンク)入団し、2007年限りで現役引退。通算164試合に登板して19勝9敗1セーブ、防御率4・59。引退後は球団職員を経て09年に2軍投手コーチ補佐に就任。その後は1~3軍の投手統括コーチなどを歴任した。現役時代は177センチ、85キロ。右投げ右打ち。
西日本スポーツ

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