モータージャーナリスト、経済力具体性を明示して欲しいクルマを述べたら?

このモータージャーナリスト、ヤケに気安くマセラティーMC20やらフェラーリローマやらマクラーレンアルトゥーラらを並べている。ベスト20見ても、金額もバラバラだ。ハッキリ言って、買える具体性あって欲しいモノなのか、宝クジ当たったら買おうかな程度なモノなのか、ゴッチャだ。芯が通っているモノを選択と言う割に、レンジローバーの次にマセラティーMC20では、芯がフニャフニャだ。

モータージャーナリスト、バカな私大のエスカレーターが多いから、カネ持ちなんだろうとは思うが、マスコミ通じてヒトの購買指向を左右し得るならば、無責任な車名の羅列ではダメだろう。

欲しいクルマを挙げる際は、経済力指標を明示して、具体性を示すべきではない?例えば、クルマに使える月額明示するとか、欲しいクルマを挙げる際に、A:手持ちで買えるB:ローンなら買えるC:財産処分親族スポンサー頼みD:中古車動向次第E:竹ヤブ宝クジ頼みくらいに分類標記すべきだ。5段階評価なら、読者もジャーナリストの熱を計りやすいだろう。そのジャーナリストの説得力にもなるのでは?

やたら、Eばかりの標記なら、信用に価しないし、AやBならジャーナリストの具体性を読める。

本能の赴くままに?ただの思いつきか?

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自動車評論家がいま本当に欲しいクルマはこれだ! 桐畑恒治が「本能のおもむくままに」選んだ20台!」 1位はびっくりのイギリスのあのSUV
9/7(木) 6:10 Yahoo!ニュース
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1位はスポーツカーではありません!!
 

自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ! 電気自動車が当たり前のように街を走るようになった一方で、強力にEVを推進してきたヨーロッパでは内燃機関の見直しも叫ばれるようになった。いったい何が正解なのか? どんなクルマがいいのか? 満足が得られるクルマはどれか? 自動車第変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します! 自動車評論家の桐畑恒治さんが選んだマイホット20の1位は?

【写真61枚】自動車評論家の桐畑恒治さんがいま本気で欲しいと思ったクルマ20台のランキングを写真で一気にチェック!

◆芯が通っているモノを

"本能の赴くままに"と20台を選びながらも、どこか理性が働いてしまうのはご愛敬ですが、やはり乗ったときの気持ちよさや心地よさ、そして見た目のよさは選考基準として外せません。もちろんそのクルマならではの存在意義というか、一本筋は通っていてほしい。芯がブレずに己の道を突き進む、真摯な姿勢が見えるモデルにこそ惹かれるのです。

◆20位 日産ノート(オーラ含む)

そのコントロール性の高さ、フットワークの素直さに驚いた。欧州ハッチバックとも真っ向勝負できるように思う。内装の仕立ての良さにも惹かれる。

◆19位 トヨタ・ミライ

様々な選択肢を用意するというトヨタの企業姿勢を体現する一台。改めて触れてみるとファストバックのスタイルもその乗り心地も上質で良いと感じた。

◆18位 メルセデス・ベンツCクラス(セダン&ステーションワゴン&オールテレイン)

話題のEQシリーズに乗っても、やはり思い浮かべるのはCクラスの素性の良さ。ブレのない高いコンフォート性はまだまだお手本となりうるものなのです。

◆17位 BMW4シリーズ(クーペ、カブリオレ、グラン・クーペ)/i4

王道の3シリーズという選択肢もあるけれど、時代に即した多様性をひとつのモデルで具体化している点が○。特にグランクーペの使い勝手が良いんだな。

◆16位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)

パワーや乗り心地のトータルバランスという点において、相変わらずの高い洗練度を誇るところに唸る。ブッフローエの味わい深さが詰まった一台。

◆15位 マクラーレン・アルトゥーラ

新しいフェーズに向けた、理詰の塊のようなスーパースポーツPHEV。ステアリングホイール上に余計なスイッチを置かない、そのこだわりが好きです。

◆14位 レクサスLC(コンバーチブル含む)

欧州勢にもまったく引けを取らない、目を奪われる日本の美しいクーペ。いまだ5l V8が用意されているのはトヨタの意地か。そこも素敵だけど。

◆13位 アストン・マーティンDBS(ヴォランテ含む)

ラグジュアリー・クーペは美しさとともに強さを兼ね備えていてほしいという想いを見事に具現化した一台。ヴァンキッシュ・ファンにはたまらない。

◆12位 フェラーリ・ローマ(スパイダー含む)

ちょっとやりすぎ感の強い現行モデル群のなかにあって、フェラーリらしい伝統美を受け継ぐ貴重なモデル。幌屋根のスパイダーもエレガント。

◆11位 ランボルギーニ・ウラカン(テクニカ、STO、EVOスパイダー、ステラート含む)

5.2リッターV10の迫力、パンチ力はウラカンにこそ相応しく、ベストマッチ。ちょっと異質なステラートにも興味津々の今日この頃です。

◆10位 DS 4(eテンス含む)

画一的な実用ハッチバックに、デザインコンシャスなアバンギャルドさを落とし込んだDSの手法はお見事。価格以上の上質さも味わえるのがいい。

◆9位 フィアット500e

これからの時代にしっかりと寄り添ってくれる一台。何よりその愛らしさは生活をパッと明るくしてくれる。特に都市生活者には強く勧めたい。

◆8位 フィアット・ドブロ

輸入ミニバンラッシュのなかにあって、特にプリミティブな印象が強いところに惹かれる。兄弟車と比べても装備で見劣りはなく、そのうえで軽く、安い。

◆7位 ジープ・ラングラー(PHEV含む)

四駆の西の雄はやはりラングラーで決まり。ルビコンのPHEVというのには驚かされたが、ジープの電動化に向けた本気度が伝わってくる。

◆6位 ランドローバー・ディフェンダー(90、110、130含む)

さすがにオリジナル・モデルには手を出しにくいけれど、ランドローバーの世界観を気軽にじっくりと味わうならコレ。もちろんディーゼルで。

◆5位 マツダ・ロードスター(RF含む)

やっぱり軽量コンパクトに勝るものなし。もっとも、その筆頭たる990Sが生産終了というから残念なことこの上ない。後悔する前にぜひ。

◆4位 アルピーヌA110(GT、S、R含む)

モデルとしての新鮮味はやや薄れたかもしれないけれど、やはりそのコクピットに収まってしまえばドライビングファンの世界にどっぷり浸れる。

◆3位 ポルシェ911カレラ/カレラ4・カブリオレ&タルガ4(T、S、GTS含む)

盤石のスタビリティ、精緻なエンジンフィール、強力無比なブレーキなどメカニカル部分は文句なし。特に理想的なのはタルガ4で、気軽にオープンエアドライビングも楽しめる。アイコニックなTバーのスタイリングもオジサンには突き刺さります。

◆2位 マセラティMC20(チェロ含む)

最新のスーパースポーツ然としながらも、クラシカルな上品さを纏っているのがマセラティらしくていい。軽やかなフットワークと気持ちの良いエンジン、長距離行でも疲れ知らずで飽きることはない。イタリアのロマンチシズムが目一杯つまっている。

◆1位 レンジローバー・スポーツ

オフロードでの走破性とオンロードのハンドリングという相反する要素を高次元で見事に融合させ、そのうえでレンジローバーらしいラグジュアリー性能も徹底的に磨き上げているのだから、脱帽するよりほかない。うーむ、欲しい。

文=桐畑恒治

(ENGINE2023年9・10月号)
ENGINE編集部
 
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